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リスクとリターン

リスクを取るとリターンを得られる。その関係を、インベーダーとマリオの具体的な動きから考えてみましょう。

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リスクとリターンの動画サムネイル
桜井政博のゲーム作るには · 01
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動画で語られていること

リスクを取ると攻撃の機会が生まれる

スペースインベーダーの弾は、敵も自機も縦にまっすぐ飛びます。互いの射線が合わない場所にいれば、攻撃を受ける心配はありません。ただし、こちらも敵を倒せません。これがノーリスク・ノーリターンの状態です。

では、敵のいる横軸へ近づくとどうなるでしょうか。敵弾に当たるリスクが増える一方、こちらの弾を当てる機会も生まれます。リスクとリターンを近い場所へ置くと、どこまで近づくかを選ぶ遊びになります。自機の横幅や、身を隠せるトーチカも、その駆け引きを変える要素です。

同じリスクから大きなリターンを得る

ゲーム性は仕組みの側から見る言葉で、攻略はプレイヤーの側から見る言葉です。少ないリスクでリターンを得る方法を考えることが、攻略の楽しさになります。敵を追うか迎えるかで結果が違えば、位置取りを工夫する意味が生まれます。

リスクをぎりぎりまで引きつけ、そこで状況を反転させる遊びもあります。名古屋撃ちはその強烈な形です。一方、自機の弾をただ三方向へ増やすと、派手になっても位置取りの工夫は薄れるかもしれません。敵の攻撃や弾数制限との組み合わせを見て、何を選ぶ遊びになるかを考えてみてください。

マリオは接近のリスクを攻撃に変える

マリオも、敵が遠くにいるうちは安全です。近づくほど接触のリスクが増えますが、そこでジャンプすれば、敵を踏んで倒すチャンスに変えられます。少しずれればやられてしまい、空中でも思い通りに動けるとは限りません。その際どさが、うまく踏めた時の気持ちよさを強くします。

リターンの先に、また次のリスクを置くこともできます。ただし、駆け引きがゲームの面白さの全てではありません。刺激を強めるほど、慣れていない人には難しくなる面もあります。仕組みを理解したうえで、誰にどんな楽しさを渡したいのかに合わせて調整しましょう。

自分の仕事で考えてみる

自分の制作に持ち帰る

このサイトの編集者による応用の問いです。

  • 自分のゲームの一動作について、失う可能性と得られるものを図にして距離や時間を比較してみましょう。
  • 安全な行動だけで最大の成果が出る場所を探し、工夫する余地が残っているか確かめてみましょう。

動画で確かめる

気になる場面から、元動画を見返せます。

出典動画

出典:リスクとリターン
桜井政博のゲーム作るには / 元の再生リスト:ゲーム性
日本語字幕を資料に、説明・理由・具体例を独自に整理・再構成しました。公式記事ではありません。正確な内容は元動画で確認してください。
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