動画で語られていること
開発の空白期間に全体を先に用意する
次のゲーム企画が決まっていても、チームが集まるまでは待たなければなりません。桜井さんには、そんな珍しい空白期間ができました。普段は一つの開発が終わる前に次を準備しているので、まとまった時間はなかなか取れません。その機会を、ゲーム作りの知識を残すために使いました。
講演や監修もできますが、一度に届く人や、その後に残る効果には限りがあります。誰でも自由にアクセスでき、資料として残るチャンネルなら、もっと広く届けられます。まず見出しを多数並べ、分類して、原稿と配信順を最後まで決めました。原稿は話の軸を保つだけでなく、字幕、翻訳、事前確認にも使います。後で視聴者の反応に合わせて話題を変えることはできませんが、本業と両立して完走するには、この先行準備が必要だったのです。
原稿と素材を渡して編集と翻訳を監修する
撮影は一人です。昼間は日差しで映像が変わり、雨なら音が入るので、雨の降らない夜にまとめて撮りました。話した映像の間を整えて尺を決め、原稿も実際の発話に合わせます。その後、説明に使うゲーム画面を多数撮り、カテゴリと番号に沿って格納しました。話す部分ができても、それだけで分かりやすい動画になるわけではありません。
編集を担当するハイクは、トークにゲーム映像、絵、文字、音を加え、サムネイルも作ります。英語版の翻訳側が、必要なゲーム画面を用意することもありました。完成した動画を見て、説明に合う素材が足りなければ追加撮影します。役割を渡しても、監修は残るのです。何を伝える場面かを確認しながら、担当者の表現と組み合わせて仕上げていきます。
継続の条件を決め使われる知識として残す
本業が終わると、更新と監修の仕事が始まります。当初は夜遅く届く動画まで、その日のうちに確認しようとして、睡眠の時間が取れなくなりました。そこで、当日確認したいものは二十時までに送るルールを作りました。更新も週三回から二回へ下げています。素材を先に用意しても、告知、追加収録、確認は毎日残るので、受け渡しの条件も整える必要がありました。
公表した費用の多くは編集などの支払いで、桜井さん自身の原稿、出演、監修、運営の作業代は入っていません。収益化もしていないため、売上で回収する活動ではありません。将来のゲームが少しでもよくなってほしいです。そのために、お金と自らの仕事を使って知識を残しました。反応が励みになっても、効果のすべては分かりません。最後に意味を持つのは、見た人が知識を実際に使うことです。
自分の制作に持ち帰る
このサイトの編集者による応用の問いです。
- 連載や教材を始める前に、全体の見出しと一回分の試作を作り継続の負担を見積もります。
- このサイトで読んだ一つの考え方を自作へ適用し、何が変わったかを一文で記録します。
動画で確かめる
気になる場面から、元動画を見返せます。
出典動画
桜井政博のゲーム作るには / 元の再生リスト:スペシャル
日本語字幕を資料に、説明・理由・具体例を独自に整理・再構成しました。公式記事ではありません。正確な内容は元動画で確認してください。
